第1回醤油味噌鑑評会

10/4福井県醤油味噌工業組合にて、第1回目の醤油味噌鑑評会が開催されました。
 福井県産の味噌醤油の品質向上を主な目的とし、全国味噌鑑評会、全国醤油品評会の予選も兼ねて開催されました。

 出品数は味噌が12点、醤油が24点。

 

 審査員には県食料産業課、県食品加工研究所所長、仁愛大学健康栄養学科講師、一般消費者代表料理愛好家、みそ技能士、みそソムリエ、しょうゆ博士、顧問、理事長、副理事長の方々。厳正なる審査をして頂きました。

 

 その結果、味噌の最優秀賞は湯本味噌さんの「やまびこ味噌」、優秀賞には米五のみそさんが2点入賞。

 醤油の最優秀賞に渡辺醤油醸造場の「マルサン醤油」、そして優秀賞に大野の野村醤油さんの「本醸造」と当社の「たま醤油」が入賞!!

 実は「マルサン醤油」は私の実家でして、なんとも嬉しい限りでございます。


 組合員も利き味に参加させて頂き、初めて他社さんのお醤油を知りました。福井県の醤油は全国からみると甘口と言われているので、皆さん甘いのかと思いきや、実に様々な味、香りに驚きました。やはり、長年培われてきた其々の「蔵の味」なのでしょう。

 

 審査結果が出るまでの間、仁愛大学健康栄養学科の佐藤講師の講義を頂きました。「和食」が世界遺産に登録され、身体に優しい「和食」が見直されてきましたが、全国的には食生活が変化して、和食の割合が下がってきているとのこと。その中で、福井県が好ましい食生活の割合が高いのは、同居率が高い、兼業農家率が高い、昔ながらの春・秋のまつりの伝統料理が継承されていることなどが考えられる。そして、若い世代の食に対する意識が高いことがあげられました。

 

 これは、学校給食の質の高さの証明では、と思います。ただ、加工食品の購買率も全国1位とのこと。共働き率が高いせいもあるかと思いますが、加工食品ばかりで子供たちが育っていくのは、10年20年先が心配です。是非、普段から、味噌醤油を使った、家庭の味を伝えて行って頂きたいと思います。

 

 

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