去る9月7日、福井市にあります「越前そば道場」にて、裏千家淡交会青年部の茶会が催されました。
初めて点心席を担当させていただきました。点心はお茶を戴く前に少しおなかに入れておくお食事。お茶を美味しく戴くための、軽いお食事です。
蕎麦道場ですから、もちろん打ちたての越前おろし蕎麦!大根おろしがたっぷり入っただしとかつお節とねぎのトッピング。蕎麦湯付きです!
そして、会員さんの鎌仁別荘さんの炊き合わせ!
名人が打って下さったお蕎麦、本当に美味しかったです。
炊き合わせには
長いも、南瓜、さつまいも、椎茸、そして
沢庵の煮たの。
福井出身の俳優宇野重吉氏の好物ということで有名になりました。沢庵をさらに味付けして煮ている贅沢な煮物ということで、贅沢煮とも言われています。
どれもおだしがきいてしっかり味がしみています。
仕上げには、「ふり柚子」
器は素朴な素焼きの越前焼き。
盛り付けから仕上げまで、間近で拝見し、お手伝いさせて頂き、大変勉強になりました。
肝心のお茶席は、残念ながらお手伝い全て終わってからだったので写真はなしで。
青年部のお茶席ということで(私もあとわずかの命ですが、青年部員です^^;)お茶碗をはじめとするほとんどの道具は会員の持ち寄りです。とってもほっこり、あったかい雰囲気のお茶席で
「お疲れ様~」とお互いを労いながら、一服頂戴いたしました。
ふるさと福井の香りがあふれる茶会、穏やかな秋の一日でした。
ちなみに、本来、そば道場では、そば打ち体験をすると、お蕎麦が召し上がれます^-^
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