冬の足音を感じさせる、冷たい雨の日となりました。
今日は工場の近所の湊小学校の２年生２クラス５４名と担任の先生方、サポーターのお母様が、雨風の中を見学に来てくれました。

　社長が、醤油の出来るまでの話を、絵を使って説明。
醤油組合さんに相談して、アドバイス頂いたのですが、醤油の原料「大豆」「塩」「小麦（写真）」を実際に見てもらいました。

　また、淡口（うすくち）醤油・濃口（こいくち）醤油・溜（たまり）醤油など、

色や香り、味を体験してもらいました。

　「美味しい！！」と言ってくれるのは有難いのですが、何度も何度も味見をする子もいらして、喉が乾かないか心配しました。

　中では工場長が瓶洗い機、瓶詰め機を見せてくれました。
瓶洗い機は一日１３００本洗うと言うと、皆一斉にメモを始める姿が、可愛いかった。
ビンやタンクは回収してきれいに洗ってリサイクルして使ってることを説明しました。

　火入れやろ過の話は、ちょっと難しいみたいだったので、タンクから瓶詰め機に移り、

瓶に醤油が詰められるところ、栓をするところ、レッテルを貼るところ、と部分的に少しずつ動かして、製品になるところを見てもらいました。（本当に稼働すると、重い製品を移動したり、積み上げたりして危険なので）
一度に１０００本作ると言うとまた一斉にメモ。なんて可愛いんでしょう。

　機械の隙間からキラキラした目で移動する瓶を見ている姿は、なんとも言えません。

小さな工場なので、あっと言う間に終わってしまいますが、いつも食べている給食にも使われている醤油が、こうして作られていることを、心の片隅に覚えていてもらえたらと思います。

　なぜか、皆「サインして下さい！」って。
社長も工場長もサイン攻めにあっておりました＾－＾