子どもの頃、五月の日曜の朝は母と蕨取りによく行きました。
1本見つけるとその近くにまた1本。子供の低い目線には、とっても見つけやすく、簡単に手で折れるし、楽しくて仕方がなかったのを思い出します。そして、誰より母が一番楽しそうだったのが、子供心に嬉しかった記憶が。
山菜採りの名人Iさんから、今日は蕨を頂きました。さあ、今まで蕨はゆでてアク抜き済みのものをもらうか、母にしてもらっていました。
重曹を入れてアクを抜くのはわかっていたのですが、どうも茹で過ぎてしまったみたい、とろとろしてます。数時間、水につけて、鮮やかな緑が浮かび上がってきました。
かつおぶしと醤油のみ。
微かな春の山の香りを感じながら戴きました。
子供の頃は、マヨネーズ醤油でしか食べれなかったのに。。。
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